キッチンのクリーニングはプロの掃除業者に依頼すると良い

キッチンは料理を作る場所で、自分や家族の口に入る物を準備する場所なので、いつでも清潔な状態にしたいものです。

でも毎日キッチンで料理をすると油の汚れや、シンクのカビ、コンロのコゲなど頑固な汚れが蓄積していきます。
放っておいて汚れがこびり付くと落としにくくなります。

この記事ではキッチンのクリーニングを、プロのクリーニング業者に依頼するメリットと、ハウスクリーニング業者を上手に選ぶ方法について紹介しています。

 

キッチンのクリーニングではどんな作業をするのか

キッチンのクリーニングは、ハウスクリーニングの中でも難所で、特に換気扇フードの油汚れや、シンクの水垢、コンロの焦げ付きなどの汚れは、油が固まっているので少し擦っただけでは除去できず、素人では落としきれない汚ればかりです。

キッチンのそうじをする時には、クリーニング業者にお願いしてきれいにしてもらうようにしましょう。

プロに依頼すると汚れ具合に合わせて洗剤を変えるなどのプロの技を使って、古くなったキッチンを半日程度でピカピカにしてくれます。

また部品や天板をドライバーで外して分解して、一つずつ洗うので細かい所までピカピカになります。特に頑固な油汚れは、業務用の洗剤や熱湯を使用して、漬け置き洗いをすると見違えるくらいキレイになります。

またキッチンだけでなく、オプションで魚焼きのグリルや戸棚などのクリーニングも依頼することが出来ます。

 

キッチンのクリーニングを依頼するとどんなメリットがあるか?

キッチンのクリーニングはキッチン全体のクリーニングを行うプランと、場所ごとに掃除をするプランに分かれています。

シンクのクリーニングを依頼すると料金は約1万円程度から約2万円程度で、排水口のヌメリを取ってくれて、シンクの水垢なども除去してくれます。

オプションでシンクの排水管のクリーニングも依頼出来るので、排水管の中までキレイに保つことが出来ますし、キッチンがいつでも衛生的に使えるようになります。

またコンロは料理をすればするほど汚れてしまう部分ですが、プロに依頼すれば取り外せる部品は取り外して洗い、取り外せない部品はブラシを使って汚れをかき出し、しつこい汚れもきれいに落としてくれます。

さらにレンジフードのクリーニングは専門知識と経験が必要で、レンジフードを一つずつ分解して洗浄してくれます。

換気扇に油がこびり付くと、回転が遅くなり換気もスムーズには出来ませんが、プロに任せると約1万円程度から約2万円程度と安い価格で換気の効率が回復します。

そして清掃業者に頼むと、キッチンのクリーニングとセットでキッチン周辺の電化製品の表面を磨いてくれたり、電子レンジの内部や、魚焼きグリルの内部などの汚れにも対応してくれます。

 

クリーニング業者を上手に選ぶコツ

キッチンのクリーニングを依頼する前に、見積もりしてくれる業者を複数見つけて、まずは見積もりを依頼しましょう。

キッチンのクリーニング代金は、広さや汚れ具合によって変わります。
作業を始めてから予想外の追加料金が発生してトラブルが起きないように、事前確認と見積もりに対応している業者を選ぶようにしましょう。

見積もりを依頼する時には、作業料金に加えてガソリン代や出張費用が加算されていないかも確認しておきましょう。

キッチンのクリーニングでは強力な薬剤を使うので、キッチンの電気系統に洗剤が浸透して破損する可能性もあります。

万が一の事態が生じた時でも損害賠償保険に加入している会社であればきちんと対応してくれます。
この点で大手のクリーニング業者であればほとんどが加入しているので安心できます。

もし個人のクリーニング業者に頼む時には、価格が安すぎる業者なら保険に未加入なこともあるので、損害賠償保険に加入しているかを事前に確認してから依頼すると良いでしょう。

たとえ加入していても賠償の範囲が小さいと補償の対象外になることがあるため、補償の範囲についても確認しておくようにしましょう。

 

大手と個人のクリーニング業者の違いについて

クリーニングの料金が安いからクリーニングの質が悪いとは限りません。
CM放映している知名度の高い大きな会社はクリーニングの料金が高めです。

その理由にはクリーニング以外でかかるコストが関係します。
現場でハウスクリーニングをする作業員以外にも、お客様に対応する営業マンやCM放映料などの人件費やコストが余分にかかります。

対して個人経営で成り立っているクリーニング業者であれば、作業と営業を一人でやっていることも多くコストもかかりません。

このように料金が安いから掃除の質も悪いとは限らないので、クリーニング料金が安くてもしっかりした作業をしてくれる会社を選ぶようにしましょう。

大手のクリーニング業者に頼むメリットは、作業の質が安定していることです。
作業員に加えてお客様の対応や営業のスタッフが別にいるので、丁寧でマナーのよい接客をしてもらえます。

デメリットは日程の調整などに時間がかかり、年末や年度末の繁忙期にはほとんど対応してくれないことです。

また作業員には作業の決定権がないので、その場での対応に弱く、マニュアルから外れたことはやってもらえないこともあり、お客様の望み通りの仕事をしてくれるかは微妙なこともあります。

一方個人のクリーニング業者では、作業員が営業もするのでお客様の希望が伝えやすいです。
また追加で掃除して欲しい箇所が出た時でも、事務所に確認する必要がないので現場の判断で柔軟に対応してくれます。

デメリットとしては、作業員が作業中に電話で対応するので、忙しい時には愛想が悪く感じる方もいます。

 

キッチンのクリーニングで値段を抑えるために出来ること

キッチンのクリーニングの値段は大きさと、汚れの程度によって決まり、汚れ具合は自分で改善することが可能です。

それでどうしても自分たちで落としきれないような酷い汚れだけを業者にお願いして、毎日の拭き掃除をしっかり行い、1年に1度くらいクリーニング業社に依頼すると長くキレイな状態を保てます。

見積もりを1社だけで決めてしまうと、相場よりも高い値段を請求されてしまう可能性もあるので、複数の会社に見積もりを依頼して、納得できるクリーニング業者を選ぶと値段を抑えることが出来ます。